MTGの「トークン」とは?|ルールと使い方を初心者向けに解説
マジック:ザ・ギャザリング(MTG)をプレイしていると、以下のようなテキストを持つものをよく見かけます。
『1/1の○○・クリーチャー・トークン1体を生成する。』
『~が戦場に出たとき、○○・トークン1つを生成する。』


「トークン」とは実際にカードとして存在しないパーマネント(クリーチャーやアーティファクトなど)の総称ですが、呪文や土地のカードとの違いは何でしょうか?
- 破壊された場合の処理は?
- 手札に戻されたらどうなるの?
トークンは自分で使わなくても対戦中に見かけることがあり、疑問を持つことも多いでしょう。
実はトークンには、通常のカードと異なるルールというのがいくつか存在します。
この記事ではトークンの基礎知識と、ゲーム中に間違えやすいルールにしぼって解説していきます。
トークンの概要
- トークンはデッキに入れることはできず、カードの効果によって生成されます。
- トークンは何らかのカードタイプを持つパーマネントです。
- トークンにはマナコストがありません。(マナ総量「0」として扱います)
- トークンが生成されたらそれに対応するトークンカード、もしくはおたがいにトークンだと認識できるマーカーを使用します。
パーマネントとは「破壊されたりしない限り戦場に残り続けるカード」の総称です。
カードタイプについては、別記事で詳しく解説しています。

戦場を離れる場合の処理
トークンの性質はそれがどのカードタイプを持っているかによって変わりますが、戦場では通常のカードと同じように扱います。
大きく違うのは、戦場を離れる場合の処理です。
破壊されて離れる場合
- クリーチャーとして致死ダメージを受けて死亡する
- パーマネント除去で破壊される
- 生け贄に捧げられる
このようにトークンが破壊(または死亡)されるケースでは、トークンは一度その持ち主の墓地に置かれた後に消滅します。
そのトークンが「死亡したとき」や「墓地に置かれたとき」に誘発する能力を持っていれば、それがトークンであっても誘発します。


破壊されずに離れる場合
- 手札に戻される
- 追放される
このようにトークンが破壊されずに戦場を離れる場合でも、トークンは一度その領域に移動します。
トークンは通常のカードと同じように手札や追放領域に置かれますが、トークン自身が持つルール(戦場以外では存在できない)によって消滅します。
間違えやすいルール
カードとトークンの違い
トークンにはカード名を持つものと、持たないものが存在します。
『ゴブリン・クリーチャー・トークン』のように書かれている場合、それは「ゴブリンのサブタイプを持つクリーチャー」という意味でカード名は持っていません。
マナコストが指定されていなければ、マナ総量はルール上「0」として扱います。


テキストに『○○という名前で』のように書かれているトークンは、そのカード名を持っています。
これもマナコストが指定されていなければ、マナ総量はルール上「0」として扱います。


まれに『タルモゴイフ・トークン』のように、実際に存在しているカードを指定するものがあります。
この場合はカード名やマナコストも含め、元のカードとまったく同じ特性を持つものとして扱います。
『タルモゴイフ・トークン』であれば、それはクリーチャーであり、ルアゴイフのサブタイプを持っていてマナ総量は「2」です。



変身するカードと裏面
MTGには裏面にも効果が書かれた「第2面」を持つカード、いわゆる両面カードが存在します。

この両面カードが何らかの能力でコピーされてトークンを生成する場合、そのトークンは両面ともコピーされます。
《ローウィンの主、オーコ》が条件を満たしたなら、そのトークンは問題なく変身します。
コントローラ―が変わる場合
《トラクター・ビーム》のような呪文で、パーマネントのコントローラーが入れ替わってもトークンは消えません。
あらたに戦場に出たわけでもないので、『~が戦場に出たとき』といった能力も誘発しません。

まとめ
- トークンとは、カードの効果で生成されるパーマネント
- トークンはカードではない
- 通常のカードとの違いは、主に戦場を離れる際の処理
- カード名やマナコストを持つトークンも存在する
ゲーム中に見かける機会の多いトークンですが、「戦場を離れると消える」と「マナ総量は0」の2点だけ覚えておけばさほど困らないでしょう。
トークン戦術は大量にクリーチャーを並べることが出来るなど、カードだけでは実現しにくい盤面を作れるのが面白いところです。
ぜひトークンカードやマーカーを用意して、トークンを活躍させてみてください。
