ルールを学ぶ

MTGの遊び方|対戦準備とターンの流れを初心者向けに解説

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マジック:ザ・ギャザリング(MTG)は細かいルールまで含めると非常に複雑で、奥の深いカードゲームです。

とはいえ普通に遊ぶだけなら、最初からすべてを覚える必要はありません。

この記事ではゲームをプレイするために最低限押さえておきたいルールや、ターンの流れだけに絞って解説します。

勝利条件

ゲームに勝利するためには大きく2つの手段があります。

対戦相手のライフを0にする

各プレイヤーは20点のライフを持った状態でゲームを始めます。

クリーチャーの攻撃やダメージ呪文によって、対戦相手のライフを0にすれば勝利です。

ライフを減らすためには主に2つの方法があります。

クリーチャーで攻撃する

戦場にクリーチャーがいれば、それをタップ(カードを縦→横に)することで相手プレイヤーを攻撃させることができます。

攻撃が成功した場合、そのクリーチャーのパワーの数値だけ相手にダメージを与えます。

タップ状態は『行動済み』を表す

呪文で直接ダメージを与える

呪文やカードの能力で、戦闘を行わずにダメージを与えることもできます。

《ショック》のような火力呪文は、プレイヤーに直接ダメージを与える手段の一つです。

火力呪文を持つのは原則、《赤》のカードのみです。

それ以外の勝利手段

ほとんどのゲームではライフが0になることで決着しますが、ライフが残っている状態でも勝敗がつくケースがあります。

  • デッキを使い切り、カードを引くべき場面で引けなければ敗北します。
  • カードの効果による勝利。(または敗北)

《機知の戦い》のように、特殊な条件を満たすことを狙うデッキも少数ながら存在します。

アップキープ(ターンの始めに)

対戦準備

ゲームを開始する前には、いくつかの手順があります。

  1. デッキをシャッフル
  2. 先攻・後攻の決定
  3. マリガン(手札の引き直し)
  4. ゲーム開始

詳しい手順は以下のようになります。

手順①:デッキをシャッフルする

最初に、カードがよく混ざるように自分のデッキをシャッフルします。

十分に混ざったら対戦相手にデッキを渡して、シャッフル(またはカット)してもらいます。

デッキを2つの山に分け、上下を入れ替えることを「カット」と呼びます。

対戦相手にシャッフルしてもらったら、それ以降カードの順番を変えないようにしましょう。

手順②:先攻・後攻を決める

次に、どちらのターンでゲームを始めるかを決めます。

ダイスを振ったり、じゃんけんをしたり、ここは好きな方法で決めてしまって大丈夫です。

2戦目以降のゲームは、直前に敗北したプレイヤーに先攻・後攻の決定権が与えられます。

手順③:マリガン、キープの選択

カードゲームというジャンルは、ランダム性の強いゲームです。

毎回バランスの良い手札が配られるとは限らず、ときには偏った手札で一方的に負けてしまうこともあるでしょう。

そのような不運を避けるための措置として、マジックでは手札の引き直し(マリガン)が許されています。

土地が多すぎる手札
手札をキープする(引き直さない)目安
  • 土地が2~4枚程度ある。
  • 序盤に唱えられる、マナコストの低い呪文(1~3マナ)がある。
呪文と土地のバランスが良い手札

マリガンの手順

  1. 先攻プレイヤーから順番に、マリガンかキープを宣言します。
  2. マリガンなら、手札をデッキに戻してシャッフルします。
  3. 新たに7枚のカードを引きます。
  4. マリガンをした回数と同じ枚数のカードを選び、デッキの下に好きな順番で戻します。
  5. マリガンをしたプレイヤーは再び、マリガンかキープを宣言します。
  6. すべてのプレイヤーが手札をキープしたらゲーム開始です。

2回マリガンをした場合は、5枚の手札でスタートすることになります。

ターン進行

ひとつのターンは複数の「フェイズ」によって構成されます。

ターンの構成
  1. 開始フェイズ
  2. 戦闘前メインフェイズ
  3. 戦闘フェイズ
  4. 戦闘後メインフェイズ
  5. 終了フェイズ

終了フェイズまで進んだらターンが終了し、相手の開始フェイズが始まります。

(フェイズはさらに複数の「ステップ」に分かれますが、今回は省略しています。)

①:開始フェイズ

  1. 自分のタップ状態のカードをすべてアンタップ(横→縦に)します。
  2. デッキからカードを1枚引きます。

先攻プレイヤーの最初のターンのみ、ドローをスキップします。

②:戦闘前メインフェイズ

メインフェイズはターンの中心となるフェイズです。

以下のような行動を、好きな順番で自由に行うことができます。

  • 土地カード1枚を戦場に出す。(1ターンに1回まで)
  • コストを支払って呪文を唱える。
  • クリーチャーなどの能力を起動する。

③:戦闘フェイズ

クリーチャーで相手プレイヤーを攻撃できるフェイズです。

ターンの始めから戦場に出ているクリーチャーは、攻撃に参加することができます。

  1. 攻撃に参加させたいクリーチャーをすべて選び、タップします。
  2. 対戦相手は戦場にアンタップ状態のクリーチャーがいれば、攻撃をブロックすることができます。(1体のクリーチャーを、複数でブロックすることもできます)
  3. ブロックされた場合はクリーチャー同士でダメージを与え合い、ブロックされなかった場合は対戦相手にダメージを与えます。
  4. タフネス以上のダメージを受けたクリーチャーは破壊され、墓地へ置かれます。

そのターンに戦場に出たクリーチャーは攻撃に参加できません。

対戦相手のクリーチャーを直接、攻撃先に選ぶことはできません。

プレインズウォーカーに攻撃する場合

戦場にプレインズウォーカーがいるなら、攻撃先に選ぶことができます。

  1. 攻撃クリーチャー選択時に攻撃先をプレイヤー、プレインズウォーカーへ好きなように振り分けます。
  2. 対戦相手は戦場にアンタップ状態のクリーチャーがいれば、攻撃をブロックすることができます。
  3. 攻撃が成功したらパワーの数値だけ忠誠カウンターを取り除き、忠誠度が0になったプレインズウォーカーは戦場を離れ、墓地に置かれます。

④:戦闘後メインフェイズ

戦闘前メインフェイズと同じように土地を出したり、呪文を唱えることができるフェイズです。

ただし、すでに土地を出したターンにもう一度土地を出すことはできません。

⑤:終了フェイズ

  1. 手札が8枚以上なら、7枚になるように手札を捨てます。
  2. このターン、クリーチャーに与えられたすべてのダメージを取り除きます。

ここまでの手順を終えたら、次のプレイヤーのターンが始まります。

まとめ

この記事のポイント
  • 基本の勝利条件は「相手のライフを0にする」こと
  • マリガン(手札の引き直し)をするたびに、手札が1枚減る
  • 先攻は1ターン目のドローをスキップする
  • クリーチャーは戦場に出たターンには攻撃できない

ここまで読んで頂けたなら基本的なルールと、ゲームの流れは抑えられています。

戦闘フェイズなど実際にはもっと細かいステップに分かれている部分もありますが、ここまでの内容を抑えていれば基本的には問題ありません。

まずはスターターキットなどで2人分のデッキを用意して、身近な人と一度遊んでみてください。

最初はカードを揃えるだけでも大変なので、MTGアリーナから始めるのもおすすめです。

⇨MTG初心者ガイド STEP④
MTGの「フォーマット」とは?|カードを買う前に知っておきたい基礎知識
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MTGのカード種類まとめ|呪文の唱え方まで初心者向けに解説
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ふじみの
ふじみの
カジュアルカードゲーマーです。
初めて触ったエキスパンションは第6版(1999.04~)
東京~神奈川で交流会【ことりすなーMTG部】を毎月開催しています。
よく遊ぶフォーマットはスタンダード、統率者。アンコモン以下でデッキを組むのが趣味。
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