マジック：ザ・ギャザリング(MTG)とは？｜完全初心者向けに解説
マジック：ザ・ギャザリング(以下、マジック)は1993年にアメリカで生まれた、世界初のトレーディング・カードゲームです。
誕生から30年以上たった現在でも、世界中で多くのプレイヤーに親しまれています。
この記事ではカードゲームに触れたことのない完全初心者の方に向けて「MTGとはどんなゲームか？」を分かりやすく解説します。
ゲームの目的
いろいろな遊び方のあるマジックですが、もっとも基本となるのは1対1による2人対戦です。
手持ちのカードの中から一定の制限に従って組まれた、60枚以上のデッキ(山札)を使ってゲームを行います。
プレイヤーは交互に自分のターン(手番)を繰り返しながら、ゲームを進めていきます。
- 対戦相手のライフ(初期値20)を0にする。
- 対戦相手がデッキを使い切り、カードを引けなくなる。
- カードに書かれた特殊な勝利条件を満たす。
いくつかの勝利方法がありますが、ほとんどの場合はライフが0になることで決着します。
カードに描かれたクリーチャーを召喚して攻撃し、それを呪文でサポートしながら勝利を目指します。
プレイに必要なもの
マジックを遊ぶためには最低限、2つのものが必要になります。
- 60枚以上で組まれたデッキ(人数分)
- ライフを記録できるもの(電卓・メモ帳など)
デッキの組み方は本ブログで詳しく解説しますが、初めてカードゲームに触れるならスターターキットから始めるのもおすすめです。
スターターキットは初心者プレイヤー向けの入門商品で、比較的シンプルなカードで構築された60枚デッキが2人分入っています。
簡易プレイガイド付きなので、1箱ですぐにマジックを始めることができます。
いろいろな楽しみ方があるTCG
ゲームをプレイする目的はプレイヤーによって様々です。
- 友達とわいわい盛り上がりたい
- 自分だけのオリジナルデッキを作りたい
- 強さを追求してライバルたちと競いたい
そのようなプレイヤーの幅広いニーズを満たす場が用意されているのもマジックの魅力です。
パーティゲームのような「統率者戦」
2人対戦ゲームとして生まれたマジックですが、近年「統率者戦」という多人数ルールが人気です。
まずデッキの統率者(リーダー)となるカードを1枚選び、それを主役にした100枚のデッキで戦います。
1対1の対戦ではなかなか見られない派手なコンボや、豪快なカードの数々。
ほかのプレイヤーと手を組んだり、ときには裏切られたり…多人数戦ならではの駆け引きを存分に楽しめる対戦方式となっています。
昨今は統率者戦のスターターデッキが多くリリースされていることもあり、非常に始めやすくなっています。
整備された競技シーン
マジックには世界大会やプロツアーのような、競技として真剣に打ち込める環境も整っています。
数多くあるカードゲームの中でも、マジックほど厳格で、規模の大きいトーナメントが開催されているタイトルはそう多くはありません。
もちろん全員が参加するべきものではありませんが、「もっと強くなりたい」「上を目指したい」と思ったときに次のステップに進む土台がしっかり整えられています。
家族や友人とカジュアルに楽しむもよし、腕前を磨いて世界を目指すもよし。
この間口の広さは、マジックに競技的に取り組みたいプレイヤーの望みを叶えてくれます。
デジタル版マジック「MTGアリーナ」
実物のカードを使用する以外にも、PCやスマートフォンでマジックをプレイすることもできます。(基本プレイ無料)
カードゲームは複雑な効果を適切に処理しなければならないため、一定のルール理解が必要です。
しかしデジタル版であれば、これらすべての手順を自動で処理してくれます。
初めてでも問題なくプレイできますし、ターンの進め方やカードを発動できるタイミングなど間違えることなく学べるため、初心者に最適なアプリとなっています。
⇨MTGアリーナ【ダウンロードページ】はこちら(公式サイトに移動します。)
まとめ
- MTGは世界初のトレーディング・カードゲーム
- 基本のルールは1対1で行う2人対戦
- ライフを0にすることで勝利を目指すゲーム
- 多人数戦が人気で、競技環境もある
詳しいルールは「MTGアリーナ」のチュートリアルで学ぶこともできますが、やや難解であったり説明しきれていない部分もあります。
本ブログも併せてルール理解にお役立て頂ければ幸いです。
初めて触ったエキスパンションは第6版(1999.04~)
東京～神奈川で交流会【ことりすなーMTG部】を毎月開催しています。
よく遊ぶフォーマットはスタンダード、統率者。アンコモン以下でデッキを組むのが趣味。